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自動スポッティング

字幕を作成する際、動画に字幕が表示されるタイミングの指定(スポッティング)は、人が耳で聞いて発話箇所を指定するか、音声波形を確認して発話箇所を指定しますが、この作業を音声認識により自動で行うのが「自動スポッティング」です。

本システムは、フジヤマが提供する 2SDS (Secondary data Synchronous Distribution System)の管理画面より、自動スポッティング機能としてご利用頂けます。

近年、動画コンテンツにおける多言語化及び、動画情報の言語バリアフリー化の需要は高まっており、字幕制作を効率的に行えるソリューションが求められています。本システムを観光案内・企業紹介・セミナー・マニュアル・取扱説明の動画など、ナレーターやレポーターで構成された動画における、日本語字幕作成、日本語版から多言語字幕作成の支援システムとして活用していただくことで、作業効率を大幅に改善しコスト削減に繋げることが可能となります。

自動スポッティングの使い方

1.動画と書き起こし字幕を用意します

対応動画ファイル形式はMP4(H.264AVC)、WMV、WebMです。
書き起こし字幕(インポート字幕データ)は、字幕と字幕の間を1行空けます。

2.2SDS管理画面に動画をアップロードし、音声ファイルの抽出を行います

動画IDを登録後、「制作用動画(Web用)」タブより動画をアップロードします。
「抽出開始」ボタンをクリックし、音声ファイルを抽出します。
「処理完了」の時間が表示されるまでお待ち下さい。

3.書き起こし字幕をインポートします

登録した動画IDに「NATSU(字幕等)」タブより新規作成ボタンで字幕IDを登録後、
「字幕データのインポート」にて用意した書き起こし字幕をインポートします。
書き起こし字幕の対応ファイル形式はTXTファイルまたはSRTファイルです。
インポートした書き起こし字幕には仮のタイムコードが入ります。

4.自動スポッティングを実行します

「自動スポッティング」タブより音声ファイルを選択し、自動スポッティングの「実⾏」ボタンを押します。
「処理完了」の時間が表⽰されるまでお待ち下さい。

5.字幕のタイミングを確認後、字幕データを保存します

自動スポッティングを⾏った字幕データをプレビューアーで確認します。
全体のインタイムまたはアウトタイムを調整することが可能です。
(ハコごとのタイムコードを調整する場合は、NATSUで⾏ってください)
備考欄にはコメントを入⼒することが可能です。
「字幕制作⼀覧へ保存」をクリックし「字幕制作⼀覧」に保存して終了です。